皆さんは「メタバース」という言葉を聞いたことはありますか?
最近よく耳にしますが具体的にどんな意味かと言われると思いつかない方も多いかもしれません。
コロナ禍で自宅からパソコンを使用して作業する時間が増える中で、「メタバース」の注目度は近年右肩上がり。
メタバースについて知りたい!興味がある。簡単に解説してほしい。
そのような方に向けて、メタバースについて詳しくご紹介いたします。
メタバースとは
メタバースとは、日本語では仮想空間、仮想現実と訳されます。
超越したという意味のメタ(meta)と、宇宙という意味のユニバース(universe)という2つの単語が組み合わさった造語で、SF小説が語源となっています。
インターネットの中に広がる世界のことを指すので、現実世界のような制限はなく自由に無限に広がる空間を作ることができます。
現実世界のあなたはパソコンの前に座った状態のまま、仮想空間のあなたは空を飛んでいる、ということも可能です。
メタバースの活用事例
メタバースは自由に動くことができる仮想空間であることが分かりました。
次に、メタバースが実際にどのように活用されているかご紹介します。
・バーチャルイベント
・バーチャル広告
・オンライン会議
一つ一つ詳しく解説していきます。
バーチャルイベント
バーチャルイベントとは、仮想空間の中で開催されるイベントのことです。
パソコンやスマホがあれば参加できるため、会場まで移動する必要がなく大人数が集まることができます。
バーチャル広告
バーチャル広告とは、仮想空間の中に企業が広告を出すことです。
普段街を歩いている層とは違うユーザー層からのクリックを期待できます。
オンライン会議
コロナ禍で急激に増えたものとえばオンライン会議です。
zoomやgoogle meetでは現実世界の自分の顔を出して参加しますが、メタバースでは自分のアバターを仮想空間の中に参加させて会議を行います。
メタバースの将来性や市場
アメリカの金融テクノロジー企業「ブルームバーグ」の予想によると、2年後には市場が7833億ドル(1ドル約137円として日本円に換算すると107兆円)もの規模になっているそうです。
メタバースはビジネス、ゲーム製品などにも利用することができ、市場は今後も拡大していくことが予想されます。
メタバースについてのまとめ
今回は、最近よく聞く単語「メタバース」について分かりやすく解説しました。
コロナ禍が追い風となってますます成長を続けるメタバース市場から目が離せませんね。